発達障害などにより読み書きに困難がある人達の支援

 こちらは、本を読むのが苦手と感じている人達や文字が見えにくいと感じている人達のためのサイトです。視覚に障害はなく普通に目は見えていても、発達障害などの理由により、文字が読めない人や読みにくい人達は多くいます。サイエンス・アクセシビリティ・ネット(サクセスネット)では、そうした人達のために、アクセシブルな音声付きの電子書籍の国際規格 Multimedia DAISY(マルチメディアデイジー)にそって、電子化するためのソフトウェア開発や、マルチメディアデイジーによる電子教材・教科書製作などを行っています。

・ディスレクシアとは?

 こんなことに困っている人はいませんか?

 「日本語の単語の区切りがうまく見つけられない」
 「文章を読むのに非常に時間がかかる」
 「いくら勉強しても漢字が読めるようにならない」
 「文字がゆがんで見える」
 「読もうとすると文字が動いてしまう」
 「文字を書くときにゆがんだり鏡文字になったりする」

 こうしたことに、ひとつでも心当たりがある場合は、「発達性読字障害(ディスレクシア)」の可能性があります。文部科学省による平成24年の調査では、読み書きに困難がある生徒は 2.4%と報告されていて、一般には気づきにくいけれど非常に多くの人達がこうした問題で困っていることがわかります。

  発達性読字障害(ディスレクシア)については、次の LITALICO発達ナビのサイトに詳しく分かりやすい説明がありますので、参考にして下さい(非常に勉強になります。)

http://h-navi.jp/column/article/279

 

・マルチメディアデイジー(Multimedia DAISY)

 ディスレクシアの人達にも読みやすい電子書籍の国際規格があります。それがマルチメディアデイジーです。読み上げ音声付き電子図書で、読んでいるところが画面上でハイライトして追随していきますので、ディスレクシアの人達にも文章の内容が容易に理解できます。

詳しくは「マルチメディアデイジーのサンプル(ChattyBook)」をご覧下さい。

 かつては、「マルチメディアデイジーはいいけれど、作るのが大変!」と言われていました。しかし、今はいろいろなソフトウェアが開発されて、非常に簡単に作れるようになってきています。Wordなどのワープロソフトで文書を作成するのと同じような操作で、高品質なマルチメディアデイジーを制作することが出来ます。

詳しくは「ChattyInftyによるマルチメディアデイジーの制作方法」をご覧下さい。

 教育機関や行政機関、会社の職場などでの「合理的配慮」のためにも、教材やさまざまな文書をマルチメディアDAISYにして、読むことに困難がある人達に提供する取り組みをして頂きたいと思います。