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次の各問に答えよ。
〔問1〕 次の資料は,ある地域の様子を地域調査の発表用としてまとめたものの一部である。下のア〜エの地形図は,「国土地理院発行2万5千分の1地形図」の一部を拡大して作成した地形図上に●で示したA点から,B点を経て,C点まで移動した経路を太線
で示したものである。資料で示された地域に当てはまるのは,下のア〜エのうちではどれか。
漁師町の痕跡を巡る
調査日 令和3年10月2日(土)
天候 晴れ
複数の文献等に共通した地域の特徴
○ |
A点付近の様子 |
|
ベカ舟がつながれていた川,漁業を営む家,町役場 |
○ |
B点付近の様子 |
|
にぎやかな商店街,細い路地 |
漁師町の痕跡を巡った様子
A点で川に架かる橋から東を見ると,漁業に使うベカ舟がつながれていた川が曲がっている様子が見えた。その橋を渡ると,水準点がある場所に旧町役場の跡の碑があった。南へ約50m歩いて南東に曲がった道路のB点では,明治時代初期の商家の建物や細い路地がいくつか見られた。川に並行した道路を約450m歩き,北東に曲がって川に架かる橋を渡り,少し歩いて北西に曲がって川に並行した道路を約250m直進し,曲がりくねった道を進み,東へ曲がると,学校の前のC点に着いた。
A点(漁業に使うベカ舟がつながれていた川)

B点(明治時代初期の商家の建物が見られる道路)

ア
(2019年の「国土地理院発行2万5千分の1地形図(千葉西部)」の一部を拡大して作成)
イ
(2019年の「国土地理院発行2万5千分の1地形図(船橋)」の一部を拡大して作成)
2
ウ
(2020年の「国土地理院発行2万5千分の1地形図(横浜西部)」の一部を拡大して作成)
エ
(2015年の「国土地理院発行2万5千分の1地形図(浦安)」の一部を拡大して作成)
〔問2〕 次のⅠの略地図中のア〜エは,世界遺産に登録されている我が国の主な歴史的文化財の所在地を示したものである。Ⅱの文章で述べている歴史的文化財の所在地に当てはまるのは,略地図中のア〜エのうちのどれか。
Ⅰ
Ⅱ
鑑真によって伝えられた戒律を重んじる律宗の中心となる寺院は,中央に朱雀大路が通り,碁盤の目状に整備された都に建立された。金堂や講堂などが立ち並び,鑑真和上坐像が御影堂に納められており,1998年に世界遺産に登録された。
〔問3〕 次の文章で述べている司法機関に当てはまるのは,下のア〜エのうちのどれか。
都府県に各1か所,北海道に4か所の合計50か所に設置され,開かれる裁判は,原則,第一審となり,民事裁判,行政裁判,刑事裁判を扱う。重大な犯罪に関わる刑事事件の第一審では,国民から選ばれた裁判員による裁判が行われる。
ア 地方裁判所
イ 家庭裁判所
ウ 高等裁判所
エ 簡易裁判所