@ 顔をさわらない
体に入るウイルスの数を減らすことにより、感染のリスクを減らすことができます。
ウイルスは鼻や口、目の粘膜などから体に入るといわれているので、ウイルスがついた(かもしれない)手で顔をさわらないようにするのがとても大切です。
A 手洗い
とはいえ、人は無意識に顔をさわってしまいます。マスクをしていると、顔をさわる回数も増えてしまうかもしれません。(直接、鼻や口にさわることは減るかもしれませんが。)
そのため、こまめに手を洗う必要があります。
せっけんで手を洗い、よくかわかすことにより、手についた多くのウイルスを洗い流すことができます。ウイルスをゼロにすることはできませんが、少しでも減らすことが大切です。
特に、いろんな人がさわるものにさわったあとは、顔にさわる前に手を洗いましょう。
また、いろんな人がさわるものにさわったあとに、例えばスマートフォンにさわったとしたら、それにも ウイルスがついているかもしれません。
ただし、ウイルスが物の表面などで増えることはありませんし、物についたウイルスは、ふつう、数時間 から数日で感染力を失いますので、あまり心配しすぎなくても良いかもしれません。
(新型コロナウイルスが物の表面で、どれくらいの期間、感染力を保てるかはまだわかっていません。)
B アルコール消毒
手を洗ったあとのアルコール消毒、または、手を洗えないときに、手洗いの代わりにアルコール消毒をすることは、新型コロナウイルスに対しても有効だといわれています。手洗いと同じように、手の全体にアルコールをよくつける必要があります。
いろんな人がさわる物は、定期的にアルコールなどで消毒することで、ウイルスの数を減らすことができます。